ねむいねむいねむい。
2002年10月19日「あぁ、またどう足掻いても、あがいても、時は同じくしてやってきてしまった。」
「さようならという言葉を、私は何度口に出せるだろう?」
「とりあえず数えてみてはどうか。
まず今、これから、私たちは別れるだろう。」
「それは初耳だ。」
「茶化すな。事実もう過ぎていこうとしていることを、
なぜ、
そこまで、
かなしむのだ。」
「そんなことをかなしむのは、あわれで、なさけなく、無様なことなのに。」
「情緒的に感受性だのなんだのと曝け出す馬鹿者の真似をした。」
「真似だって。そう、真似はいつのまにか自分のものにすりかわる。」
「都合よく。」
「物事を正確に記憶する術は無いよ。」
「だから見逃すのか。なかったことにするのか。」
「なぜひとびとはそれができるのだ。わからない。」
「君は欠陥品だから。」
「修理は出来ないのか?このままでは生き辛くて叶わない」
「してもよかろう、だが、そうしたら君は君で無くなる」
「君が言う、君、つまり私とは、どの私だ。
過去の私か、今の私か、一秒後の私か、明日の私か。」
「私は既に私ではなくなっている。私ではなくなっていくのが
生きていくということ、
なんだろうか?」
「なにもわかっていないのに、どうして疑問ばかり、愚かに、」
「愚かだからわかっている気がするんだろう。」
「じゃあ君は私を糾弾している気がしているだけなんだ。」
「生きている気がする。」
「馬鹿げている。」
「追求とはほんとうに、不幸をもたらすだけのものだな。」
「そんなことをしていても、確実に浪費をしていくのだ。」
「今浪費せずいつ浪費するんだ。」
「明日かな、明後日かな、一秒後かな。来年かな、三十年後かな。
それまで生きてる気はしていられるかな。」
「思考をすべて奪われ存在するといえるのか、とか。」
「くるしいのはいやだな、うつくしいものがいいな。」
「とりあえず眠りましょう。」
「起きるまで。」
「さようならという言葉を、私は何度口に出せるだろう?」
「とりあえず数えてみてはどうか。
まず今、これから、私たちは別れるだろう。」
「それは初耳だ。」
「茶化すな。事実もう過ぎていこうとしていることを、
なぜ、
そこまで、
かなしむのだ。」
「そんなことをかなしむのは、あわれで、なさけなく、無様なことなのに。」
「情緒的に感受性だのなんだのと曝け出す馬鹿者の真似をした。」
「真似だって。そう、真似はいつのまにか自分のものにすりかわる。」
「都合よく。」
「物事を正確に記憶する術は無いよ。」
「だから見逃すのか。なかったことにするのか。」
「なぜひとびとはそれができるのだ。わからない。」
「君は欠陥品だから。」
「修理は出来ないのか?このままでは生き辛くて叶わない」
「してもよかろう、だが、そうしたら君は君で無くなる」
「君が言う、君、つまり私とは、どの私だ。
過去の私か、今の私か、一秒後の私か、明日の私か。」
「私は既に私ではなくなっている。私ではなくなっていくのが
生きていくということ、
なんだろうか?」
「なにもわかっていないのに、どうして疑問ばかり、愚かに、」
「愚かだからわかっている気がするんだろう。」
「じゃあ君は私を糾弾している気がしているだけなんだ。」
「生きている気がする。」
「馬鹿げている。」
「追求とはほんとうに、不幸をもたらすだけのものだな。」
「そんなことをしていても、確実に浪費をしていくのだ。」
「今浪費せずいつ浪費するんだ。」
「明日かな、明後日かな、一秒後かな。来年かな、三十年後かな。
それまで生きてる気はしていられるかな。」
「思考をすべて奪われ存在するといえるのか、とか。」
「くるしいのはいやだな、うつくしいものがいいな。」
「とりあえず眠りましょう。」
「起きるまで。」
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